シルクの特徴

シルクとは、蚕の繭から作られる動物繊維で、麻、木綿、羊毛と並び4大天然繊維の一つに数えられます。 古くから愛されてきたシルクの、その優れた特徴についてご紹介します。

独特の光沢

シルクは人工的に作り出すことのできない、独特の光沢を放っています。この光沢は絹光沢(絹糸光沢)と呼ばれ、その優雅な輝きは、 シルクの大きな特徴の一つです。絹光沢が生みだされる秘密は、シルクのその構造にあります。

シルクの構造

シルクの原料である絹糸の繊維は、フィブロインと、それを囲むセリシンという、2種のタンパク質によって構成されています。

フィブロインの繊維は断面がプリズム状になっており、光を反射・屈折・分散・吸収する性質がある為、光が乱反射して、真珠のような光沢が生み出 されています。

セシリンが表面に付着している状態では光の反射が妨げられてしまうので、織物の際に余分なセシリンを落としていきます。

肌に優しく着心地が良い

シルクは人肌と同じタンパク質でできている為、なめらかな手触りで皮膚と相性が良く、肌に優しい素材です。 皮膚が弱く、かぶれやすい方にもお勧めです。また軽くしなやかである為、身体に負担をかけません。

吸湿性・放湿性に優れている

一見、ツルツルしていて吸湿性があるようには見えないシルクですが、実は綿の1.3倍〜1.5倍の吸水性と、綿の1.3倍の発散性があります。 汗を素早く吸水し、すぐ乾くため、快適な状態を維持することができます。

また素肌を清潔に保つことで、細菌の繁殖も抑えることができます。

夏は涼しく、冬暖かい

薄くて軽いシルクですが、絹糸の内部には、タンパク繊維質の細かい隙間が沢山あり、空気を多く含み断熱効果がある為、保湿性に優れています。

またその構造上、通気性が良く、素肌の呼吸を妨げません。よって、暑いところでは涼しく、寒いところでは暖かく、一年中快適に身に着けることができる天然素材です。

静電気が起きにくい

放湿性の高いシルクですが、化学繊維に比べ保水量が高く、その繊維の中には常に約10%の水分が含まれています。

この量はポリエステルの約20倍とされています。よって帯電しにくく、静電気が起きにくい為、冬場の不快感を防いでくれます。

また静電気が起こりにくいと、チリやホコリがつきにくく、ダニなども集まりにくいので、お肌に優しく衛生的であると言えます。

優れた耐熱性

殆どの化学繊維は200度前後で燃え、有毒ガスを発生しまが、シルクは300〜460度にならないと燃えず、有毒ガスを発生することもありません。

またシルクは、化学繊維のように溶けることもないので、溶解物が身体に付着して火傷する心配もありません。

UVカット効果

蚕は紫外線を浴びると成長が妨げられてしまう為、繭は紫外線を吸収する性質があります。

その為、絹糸で作られるシルクには、約90%の紫外線を吸収してくれる効果があり、強い日差しからお肌を守ってくれます。

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